アパートの売却
アパートの売却を考えるときにはまずは不動産査定を依頼して販売価格を決めることになります。少しでも高い価格を付けて欲しいと考えたら少し工夫をすることが必要です。
物件についての書面的な情報から判断する限りはどのような手立てを使ったとしても価値を高く見せることは難しいですが、実際にどれだけの物件価値があるかを判断してもらうときには訪問を受けることになります。そのため、訪問を受けて現物を見たときに価値のプラスになる要素を増やしておき、マイナスになる要素を減らしておくことで査定価格を上げることが可能です。
査定価格を高く見せるには
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適切な対策を講じるためにはアパートの何を見て価格を決めているかを知っておくことが必要になります。床面積や部屋数、築年数などの書面的な情報に加えて、過去の取引実績を加味して計算するというのがまず基本です。土地については路線価から計算するか、やはり過去の実勢価格を参考にして算出が行われます。
新しくて広く、過去の取引価格が高いとなるとそれだけ高い評価を受けることになるのです。このような情報に加えて実際の物件の状態を見てプラスマイナスの補正を加えていくことになります。
立地、周辺環境といった形で周りに影響を受ける要素がある一方で、建物の老朽化や部屋の中の環境のように建物事態に由来する要素があります。そして、市場での需要も考慮されて価格が決まるというのが基本的な形です。このような事実を知るとアパートの建物本体に直接手を加えていくことが査定価格を左右するとわかります。
少しでも価格を高く見せる対処法
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最も単純ですぐに行えるのが清掃です。汚れが目立つというだけで印象が悪くなってしまってマイナス査定になってしまいがちになります。実際に現物を見て判断しているのは専門家とはいえ人なので、見た目で受けた印象によって肯定的な意識で評価するか、否定的な気持ちで評価するかに違いが生じるのです。
特に重要なのはカビであり、カビがあるのが見受けられると梅雨などにはジメジメとしてしまって住環境が良くなくなる部屋だと判断されてしまいます。水道管などの金属部分のサビも同様であり、落とせる限りは落としておいた方が印象が良くなります。外壁の汚れも落としておくと新しいと考えてもらえるようになる可能性があります。
時間帯や天気
これに加えて考慮しておきたいのが明るさであり、汚れが部屋を暗くしてしまうことも少なくありません。ガラスが少し曇っているために部屋の明るさに問題が生じてしまうことはよくあります。ガラスをきれいに拭いておくだけでマイナス評価を受けにくくなるのです。
その観点から重要なのが訪問を受ける時間帯を調節することであり、晴れている日の昼間に来てもらうのがベストと言えます。周囲の建物の影響で昼間であっても午前中は陰になってしまって暗いけれど、昼過ぎからは明るくなるという場合には午後を選ぶのが肝心です。
逆に西日の差し込みが厳しいという部屋がある場合には午前中に来てもらうのが良いでしょう。時間帯によって部屋の中の環境が大きく変わることも考えるのが重要であり、湿度がこもりやすい部屋の場合には気温が高い時間帯を選ぶに越したことはありません。
まとめ
このような視点で考えると売却を考える時期を選ぶのも重要だとわかります。西日が差し込みやすい冬に比べると夏の方が環境が良い部屋もあれば、夏場は日差しが強すぎて部屋が暑くなってしまう部屋もあるからです。
隣に高い建物があっても夏なら日が高いから部屋の中に日が差し込むけれど、秋になってしまうともう日が差し込まないという場合もあります。アパートの環境が最適になる時期を選んで売却を決断し、査定を申し込むのが価値を高く見せるのに役立つのです。
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