マンション買取業者に自分の所有するマンションを買い取ってもらう場合、買取業者がどのようにして買取を行っているのか、どのようにして利益を出しているのかを知っておくと業者選びに役立つでしょう。業者選びに失敗してしまうと損をすることになってしまう為、仕組みを知れば信頼出来る業者かどうかが分かります。
そこで、マンション買取業者がどのようにして利益を出しているのかなどの仕組みをご説明します。
マンション買取業者はどのようにして利益を出している？
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マンションの買取業者がこちらから買い取ったマンションをどのようにして扱って利益を出しているのか、それは再販売を行った後に諸経費から広告費を引いた金額が買取業者の利益になります。
例えばマンションを1500万円で買い取る場合、それを1800万円で再び市場に売り出すとします。そのまま売却出来れば約300万円の利益を得ることが出来ますが、売却する為に諸経費や広告費がかかっている場合だと300万円から諸経費と広告費を引いた金額が利益となります。よってより多くの利益を出すには諸経費と広告費を出来る限り抑える必要性があるでしょう。
ですが、諸経費と広告費を削ることによって誰かの目に留まりにくくなることからマンションを買い取ってもらえる確率が下がる為、スムーズに売却されるように広告費を捻出しなければならなくなります。ここでいかに広告費を捻出しているかによって売却を希望する人にとってのメリットが変わっていきます。
業者側がスムーズにマンションを売却する為には広告費を捻出する必要性がある為、その分多くの利益を出す為にやむなく買取額を減らすこともあり得ます。買取額が減っている分売却を希望する人にとっては高く買い取ってもらいたいのでデメリットでしかありません。よって広告費に費用を割いていない業者ほど高く買い取ってもらいやすいということになります。
マンション買取業者がいかに広告費を捻出しているかどうかはリスティング広告を活用しているかどうか、または様々なサイトに広告が掲載されているかどうかを確認することで判断出来ます。
買取額を減らす業者は悪質！
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ネット検索を行った時、ページの一番上に広告が表示されていませんか？それがリスティング広告と呼ばれるものです。このリスティング広告がページの上部に現れるのは、こちらが検索しそうなワードを設定していることが主な仕組みになっているからです。ですが、ただリスティング広告を掲載しているだけで利益に影響するのか疑問に思うでしょう。それはリスティング広告にいくらかけてどれだけ買取の成約が出来たかどうかで左右されます。
例えば広告費に500万円ほどかけたのに対してたったの2件しか成約出来なかった場合だと、一件あたり250万円もの経費がかかっていることになるので利益を出すどころか損失になってしまうでしょう。しかし、無理矢理にでも利益を出す為に買取額を減らすのが悪質な業者の手口です。
良心的な買取業者だとむやみに買取額を下げるようなことはせずになんらかの方法で利益を出しているのでしょうが、どちらにしても全ての買取業者が利益を出す為に思考錯誤していることを知っておきましょう。
見かける回数が多い買取業者ほどこちらに不利になる
買取業者としてはより多くの人に目を通して契約してもらいたいので、多額の広告費を投じることでこちらの興味を惹いてきます。それだけ多くの広告によって利益を得ようとするのがほとんどの業者の一連のやり方です。しかし、広告をたくさん出しているから信用出来る業者だというわけではないことを真っ先に覚えておきましょう。
もちろん広告をあまり出していない業者だからといって必ずしも信用に足る業者とは限りませんが、たくさん広告を出している業者ほど買取額を初めとしたどこかで利益を出す為に採算を取ろうとしている傾向にあります。なので広告をあまり出していないマンション買取業者に絞って業者を選ぶのも手段の一つだと言えます。
まとめ
マンション買取業者を選ぶ上で様々な注意点がありますが、意外と見落としがちな上に騙されやすいのが業者が掲載している広告です。広告をたくさん出しているからといって高く買い取ってくれるとは限らないので、広告をあまり出しておらず、信用出来る買取業者に買い取ってもらうのが理想的だと言えるでしょう。
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